
拝啓
新春の候、ますますご添情のこととお喜び申し上げます。
このたび、第29回日本救急医学会九州地方会を佐賀県佐賀市にて開催させていただく運びとなりました。
本年度の地方会のテーマは「Kyushu Medical Renaissance: Shaping the Future of Emergency Care」といたしました。このテーマには、九州という地域の医療現場に根ざしながら、新たな視点や創造性をもって救急医学の未来を切り拓くという私たちの思いを込めています。今年の地方会のメインの企画についても「ルネッサンス」の名を冠しており、参加者の皆様と共に、救急医療の新たな取り組みや視点の開拓を目指してまいりたいと考えております。
今年は、佐賀県佐賀市の歴史と文化を象徴する会場を使用しているのも大きな特徴です。会場となる佐賀神社は、幕末から明治維新にかけて佐賀藩を牽引した鍋島直正公を主祭神とし、地域の発展に大きく寄与したその功績を讃える由緒ある神社です。この地に集うことで、地域の伝統と革新に思いを馳せながら、本会のテーマに沿った新たな発想が生まれることを期待しております。
また、会議の会場として使用する水道町の旧古賀銀行を改装した「浪漫座」は、重厚な歴史を感じさせる趣ある空間です。この浪漫座で、参加者の皆様にとって実り多い議論が展開されることを心より願っております。
佐賀市は、穏やかな自然と歴史が調和する都市です。近隣には佐賀城本丸などの歴史的建造物があり、幕末から明治維新にかけて活躍した佐賀の七賢人と呼ばれる偉人たちの足跡をたどることもできます。これらを通じて、地域の魅力を感じていただければ幸いです。この貴重な機会を通じて、参加者の皆様にとって実り多い時間となりますよう、また新たな出会いや発見が生まれることを心より願っております。
結びに、本地方会の開催にあたり多大なご支援を賜りました関係者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、参加者の皆様のご健勤とご活躍を祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。
日本救急医学会九州地方会 会長
佐賀大学救急医学講座 阪本雄一郎